!第十七回 火难水难(17-1)
ると、脚を伸ばし、思い出したように言った。    「そうだよね、雷先が口を滑らせて、危うく敌になるところだったんだもん」    「みんな、无事だといいわね」    萍鹤が、洗い髪を手ぬぐいで结い上げ、うなじにかけ汤をしながら言った。    それを闻いて、李秀は明るく笑う。    「森が直ったんだもん、谁かが収星したんだよ。だから大丈夫!」    李秀がグッと亲指を立てたので、萍鹤はほほ笑みを返した。    やがて寝る时刻になったのだが、隣の部屋がやたらとうるさい。    李秀が、机嫌悪く飞び出した。    「気になってしょうがない。ちょっと注意してくるね」    萍鹤は止めようとしたが、间に合わなかった。    隣の部屋には、いい歳の男が二人、酒を饮んでいた。    「すみません、隣部屋の者ですけど。少し静かにしてくれません?」    李秀は眼光鋭く言ったが、男たちは笑って手招きする。    「おお、威势のいい少年だ!お前も饮め」    「は?少年じゃないわよ!」    「いいから座れよ。おおいnV将、酒を追加だ!」